第45番 岩屋寺



2008年3月25日更新

第45番 岩屋寺 (いわやじ)
2008年3月22日巡礼
第44番 太宝寺と第45番 岩屋寺はどちらも山深いの久万町にありながら、実はそれほど離れてはいません。
その距離わずかに数キロに過ぎません。

『水曜どうでしょう』の『四国八十八ヶ所』ではいつも何らかの騒動を起こすお寺です。
しかし騒動と言っても大した事じゃありません。
大泉さんが餅か何か食べさせろとごねてみたり、ディレクター陣のパンを盗んだり、そのお返しとばかりに今度はディレクターが運転していて手の離せない大泉さんに無理やりみかんを食べさせたり・・・

それにしても大泉さんの運転はよほどひどいのではないでしょうか。
四国では第44番 大宝寺から第46番 浄瑠璃寺への道にかけて近道をした際に路肩にタイヤを落としてパンクさせています。
またここ岩屋寺の駐車場への進入では石にぶつけています。
余程狭いのかなと思って行ったのですが、その実大した事はありませんでした。
そもそも四国の道での車酔いも、運転している二人の運転が乱暴だから車酔いしているとも考えられます。

さて駐車場に車を停め、VTRにも出てくる参道の売店を抜け、山門に向かいます。まずここまではVTRに出てくる通りでした。
山門をくぐると、本堂に向う道筋には杉の大木が立ち並び、険しい道が続きます。
しばらくすると立ち木の間からわずかに見える山々は、まるで中国の桂林の山の様です。
山肌には大きな窪みが幾つもあり、かと思うと砂岩質の崖から礫が顔を覗かせます。

さらに寺務所が現れるとびっくりする様な風景です。
礫岩層の山肌にまるで建物が生えている様です。

本堂と大師堂はそれぞれに狭いながらも地をならして建てられた建物なのですが、寺務所とその周りはおよそ日本とは思えない様な風景でした。
巨大な杉の木が無ければここは桂林だと言い張っても通用しそうな場所です。

ところがこうした風景は『水曜どうでしょう』には全くどこにも映っていません。
ここの方がむしろこのお寺の醍醐味なのに・・・・
口では偉そうに言っていますが、彼等は山門までしか来ていません。

山門だけで仏様になれるなんて・・・

(うらやましい!?)
またしてもズルしています。
岩屋寺騒動の原因は、彼等のズルが原因なのでは?

    

左より 山門へ至る道  山門前の角  山門

    

左より 崖に生えている様な寺務所  本堂  大師堂

  

左より 寺務所  『水曜どうでしょう 四国八十八ヶ所3』で森崎さんのゲップとまらなかった参道


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